幼児部で「いこいの家」のママさんたちに集まっていただき、日頃の子育ての様子やお子さんが生まれた時のお話を伺いました。
『一緒に海を走りたい』
うさ子さん39歳
ご家族:だんな様とお子様1人
お子様の名前:のんちゃん(3歳8か月)
原因不明の発達遅滞(染色体、遺伝子異常なし)
うさ子さんは結婚した後もお仕事を続けていましたが、妊娠がわかり出産のために産休に入りました。無事出産という大仕事を終えて、かわいい赤ちゃんを育てながらのんびりと産休を過ごしていました。ところが、どうも“のんちゃん”は他の子に比べて発達が遅いようで、生後7ヶ月の乳児健診の時に保健師さんから「発達が遅い」と言われました。ちょうど同時期に出産して同じように子育てしていたママ友達からもちょっと心配の声がありました。
そうなると、気になりだし「心配で心配で」気持ちが張り裂けそうになったうさ子さん。
・・・・。
勇気を決して、“のんちゃん”を病院に連れていき検査をしてもらうことにしました。しかし、検査結果は、異常が見つかりませんでした。なんだか、ほっとする気持ちとモヤモヤした気持ち。だんな様も「いつかきっと他の子たちに追いつく。」と思い込んでいるよう?(どちらかといえば、願望に近いような?)
そこへ職場から復帰コールが!「いつ産休を明けて職場に復帰できるのか?」「早く職場へ戻っておいで。」など、うれしい気持ちと子供の様子が言えないもどかしさ。なんとか戻れる時期を引き伸ばし、そのうち職場からかかってくる電話もどう答えていいのか苦しくなってきてしまった。今の状態の“のんちゃん”を預かってくれる保育園を探す焦りと“のんちゃん”の様子が心配な気持ちとで、もう正直くたくたになってしまった。
さあ、新米ママうさ子さんはどのような答えを出すのでしょうか?
次回へつづく
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